COLUMNコラム
まさか銀歯が原因?全身のかゆみの元はお口の中かもしれません
こんにちは。
京急本線「井土ヶ谷駅」から徒歩4分の【井土ヶ谷デンタルクリニック】院長の大野です。
日本では、むし歯治療で詰め物や被せ物に銀歯を使うことは一般的です。
安価であることが魅力ですが、残念なことに銀歯は金属アレルギーを引き起こす可能性があることがわかっています。
このような症状はありませんか。
- ・金属のアクセサリーでかゆみが出る
- ・口内炎ができやすい
- ・舌がただれる
- ・味覚がおかしい
- ・顔や手のひら、足の裏などに水泡ができる
- ・頭痛や立ちくらみがある
上記のようにかゆみや水泡などのアレルギー症状があり、治療しても症状が改善しないときはお口の中の銀歯が原因かもしれません。
歯科治療の銀歯はよくない?銀歯で起こる金属アレルギー
保険適応で強度が高いことが特徴の銀歯。
しかしながら最近では、金属アレルギーを引き起こすリスクも注目されています。
銀歯で使用されている金属は、食べものや唾液によってお口の中で徐々に溶け、体内に吸収されます。
少しずつ体内に蓄積されるためアレルギーを発症するまでに時間がかかり、原因が銀歯にあると気が付きにくいのです。
メタルフリー素材の歯科治療で金属アレルギー対策
歯科ではアレルギー対策として、原因となる銀歯を取り除き、アレルギーを引き起こしにくいメタルフリー素材へ変更を行います。
メタルフリー素材
- ・セラミック
- ・ジルコニア
- ・コンポジットレジン
- ・ゴールド
メタルフリー素材を使用する場合、多くは保険適応外となり銀歯治療よりは高いのがデメリットです。
ですが、銀歯の汚れが付きやすいという一面を鑑みると、メタルフリー素材は一見高価ですが、むし歯・歯周病・アレルギーになりにくく、歯の寿命や全身の健康を守るためにおすすめな治療だといえます。
アレルギー対策、またはこれからむし歯治療を行うときにメタルフリー素材での処置を検討してみるてはいかがでしょうか。
井土ヶ谷デンタルクリニックではメタルフリー素材での治療を行っています。
医科での診断書が必要になりますが、一部保険が使えるケースもあります。
医科へのご紹介も可能ですので、お気軽にご相談ください。