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COLUMNコラム

乳歯のむし歯を放置すると永久歯に影響する?子どものむし歯もしっかり対策を

こんにちは。
京急本線「井土ヶ谷駅」から徒歩4分の【井土ヶ谷デンタルクリニック】院長の大野です。

 

「乳歯はいずれ生え変わるし、むし歯になってもあまり気にしなくていいのでは?」
答えは、「いいえ」です。

 

乳歯のむし歯は、じつは永久歯に影響するのです。
反対に、乳歯でむし歯予防がしっかりできていれば、永久歯のむし歯ゼロも夢ではありません。

 

健康な乳歯は、一生健康な永久歯を手に入れるためのファーストステップ
お子様への、すばらしいプレゼントです。
ぜひ今日から、むし歯ゼロをめざしていきましょう。

 

 

乳歯はむし歯になっても大丈夫?永久歯への影響は?

乳歯のむし歯を放置すると、

  • ・永久歯のむし歯のなりやすさ
  • ・歯並び
  • ・永久歯の色や形


に影響します。

 

永久歯がむし歯になりやすくなる

生まれた直後の赤ちゃんのお口の中には、むし歯菌はいません。
同じ箸やスプーンを使う、口移しをする、熱いものを冷ますときにフーと息を吹きかけるなどの行為で、大人からむし歯菌がうつってしまうのです。

 

むし歯をそのままスルーすると、お口の中でむし歯菌がどんどん増えていきます。
すると、生えてきたばかりのデリケートな永久歯にダメージを与えやすくなります

 

歯並びが悪くなる

むし歯で歯が抜けたスペースに、両隣の歯が倒れてきます。
乳歯の下で生えるのを待っている永久歯は、十分なスペースがないためまっすぐに生えてくることができません。
そのため、歯並びがガタガタになってしまうのです。

 

永久歯の変色や形成不全がおこる

むし歯がひどくなると、乳歯の根っこに膿がたまります。
その膿が永久歯に影響し、歯が変色したり、形が不完全なまま生えてきたりします。

 

 

歯医者と一緒に乳歯のむし歯対策!「ずっとむし歯ゼロ」を目標に

むし歯になってしまったら、早めに歯医者を受診することが大切です。
さらに大切なことは、むし歯にならないように対策をすること
毎日の仕上げ磨きに加え、定期的に歯医者での検診を受けましょう。

 

自治体での歯科検診は1歳6ヶ月からですが、そのころにはすでにむし歯があるお子様も。
初めての検診は、歯が生えてきたときがおすすめです。

 

正しい歯の磨き方、むし歯になりにくいおやつ、むし歯予防に効果的なおやつのとり方などをわかりやすくお伝えします。
ぜひ、日々のむし歯ケアにお役立てください。

 

 

井土ヶ谷デンタルクリニックでは、お子様のペースにあわせて治療を進めます。
お子様をむし歯から守りたい、すでにむし歯があり悩んでいるなど、お困り事がありましたらお気軽にご相談ください。

 

(当院の小児歯科治療についてはこちら)