COLUMNコラム
入れ歯の種類について詳しく知ろう!~種類や費用を解説~
こんにちは。
京急本線「井土ヶ谷駅」から徒歩4分の【井土ヶ谷デンタルクリニック】院長の大野です。
歯が抜けた後にトラブルやお悩みはありませんか。
よく噛むことはお口の中だけではなく、全身の健康状態に多くのメリットがあります。
健康のためにも、抜けてしまった歯をそのままにせず「噛めるお口」をめざしましょう。
今回は、おもな入れ歯の種類を4つご紹介しています。
1.【費用にこだわる】保険適用の入れ歯
できるだけ費用を抑えたい方は、保険診療内の入れ歯がおすすめです。
保険適用の入れ歯は、レジンというプラスチックで製作されています。
●メリット
- 自己負担が少ない
- トラブル時の修理がしやすい
●デメリット
- 厚みがあり会話がしづらい
- 食べ物の温度が伝わりにくい
- 落としたときに割れやすい
- 固定する金属のばね(クラスプ)が目立つ
●費用
保険診療の1~3割負担で製作できます。
また、部分入れ歯は補う歯の本数で金額が変わります。
2.【痛みに敏感】シリコン製の入れ歯
入れ歯が、歯ぐきにあたって痛いと感じる方におすすめです。
歯ぐきがあたる部分に、柔らかいシリコンの素材を使用しています。
●メリット
- 噛んだときに痛みを感じにくい
- フィット感がある
●デメリット
- シリコン部が汚れやすい
- 数年に一度シリコン部を替える必要がある
●費用
保険適用外の自由診療です。
医療費控除の対象で、確定申告で申請できます。
3.【食感を感じたい】金属床の入れ歯
レジンの入れ歯の一部に金属を使用しています。
●メリット
- 割れにくい
- 食べ物の熱さや冷たさを感じやすい
- 残っている歯に負担がかかりにくい
●デメリット
- 金属アレルギーの方は使用できない
- 修理に時間がかかる
●費用
自由診療なので、保険診療の入れ歯よりも費用負担が大きいですが、耐久性に優れ長持ちすることが特徴です。
医療費控除の対象です。
4.【金属が目立つのが気になる】ノンクラスプの入れ歯
金属のクラスプがないタイプです。
●メリット
- 目立ちにくい
- 軽くてフィット感がよい
●デメリット
- トラブル時の修理に時間がかかる
- 約2~3年で作り直すこともある
●費用
自由診療で、医療費控除の対象です。
各費用は、使用する材質やお口の中の環境によって異なりますので、受診する歯医者にお問い合わせください。
井土ヶ谷デンタルクリニックでは、失った歯を補う治療を専門とする院長が在籍しています。
抜歯後の治療や入れ歯のことで、費用その他、気になることがある方はお気軽にご相談ください。